―ラブライブー
奏音「ここがあこがれの音ノ木坂学園、私の夢・・・憧れ場所・・・・・とうとう、とうとうここまで・・・!!!」
SE:アラームの音
奏音「き・・た・・・??」
OP:曲挟む
奏音「(走り吐息を入れながら)はぁはぁ、なんで、こんな時限って!!」
奏音・M「私の名前は早乙女奏音、アイドルに憧れて、μ'sに憧れて、ようやく念願の音ノ木坂学園に入学できたんだけど・・・・。」
奏音「あれ、ここ、どこ・・・?」
奏音・M「入学式そうそう、最悪です。」
奏音「はぁ、初日からついてないな・・・。」
情景:道の角のあたりで焔と奏音がぶつかるシーン
焔・奏音「うぉ!!/きゃ!!」
焔「痛ってって、ご、ごめん!大丈夫??」
奏音「い、いえ!大丈夫です!こちらこそ、ごめんなさいぼっとしちゃってて。」
焔「あれ、君、音ノ木坂学園の子だよね?」
奏音「え、あ、はい。でも、道にまよちゃっ!!!」
情景:焔が奏音の手をひっぱていくシーン
焔「それなら、こっちが近道だよ!」
奏音「あ、ちょ、ちょっと!!」
―――――音ノ木坂学園―――校門前――――――
焔・奏音「はぁ・・はぁ・・。(走っていき息切れしている感じで)」
焔「ま、間にあっ」
望「OUTやで、焔」
焔「うぇ!!嘘!だって、ほらあの時計、まだ8:20分じゃないですか!」
星奈「ざんねんだけど、焔君、その時計昨日から止まっちゃってるのよね。」
焔「そ、そんな~。」
望「ん、そこの君は?」
奏音「は、はい!」
星奈「その勲章からして、一年生だね。」
奏音「ごめんなさい、うっかり寝坊しちゃったり、道に迷ったりしてしまって。」
星奈「まだ、最初のHRの時間まで時間があるわ、急ぎなさい^^」
奏音「あ、はい!」
望「次からは気を付けるようにな。」
奏音「わ、わかりました!失礼します!」
SE:走り去っていく音
焔「ってことは俺も・・・・。」
望「お前はアカン。」
焔「え!な、なんで!」
星奈「焔君、今日で10回目の遅刻よ^^」
焔「ってことは・・・。」
望「反省文、30枚だ。今日中に、な。」
焔「い、いやだぁああああ!!!」
星奈「はいはい、焔君生徒会室にご案内~♪」
望「ほら、大人しく連行されるんや。」
焔「ううう・・・・いやだぁ・・・・。」
―――――音ノ木坂学園――――――1-B教室内――――
奏音「はぁはぁ!つ、ついた、し、失礼しま・・・・。」
SE:ドアを開ける音
生徒達「(シーン)・・・・。」
奏音「あは・あははは・・・。」
奏音・M「こうなりますよね~」
情景:自分の席にすわる奏音
奏音「ふぅ・・・。」
静香「クスクス(笑いをこらえる感じで。)初日からやるね、君。」
美羽「や、やめなよ、静ちゃん。」
奏音「あの、えっと。」
静「私の名前は、園田静、よろしくね!」
美羽「あ、あの、えっと、み、南 美羽っていいます。よ、よろしくおねがいします。」
奏音「よ、よろしくおねがいします!
奏音・M「園田 静ちゃんと南 美羽ちゃんか、ってあれ、二人の名字って・・・。そんな、偶然だよね」
静「うん?どうしたん?」
奏音「あ、えっと、私の名前は早乙女奏音っていいます!かのんは奏でるに音って書きます!」
静「かのんか、いい名前やね!ね、美羽。」
美羽「うん!いい名前だと思う!」
奏音「あ、ありがとう!」
SE:ドアが開く音
モモ「・・・・。」
情景:むすっと入ってくるモモ、モモの席は、奏音の前であった。席に着くモモ。それをを見ている奏音。
モモ「なに、みてんのよ!」
奏音「あ、えっと、ごめんなさい・・。」
モモ「ふん。」
奏音「・・・・・。」
静「(小声」まぁまぁ、そんなに気を落とさないで、」
奏音「う、うん。」
SE:ドアの開ける音
先生「みなさん!ご入学おめでとうございます!」
――――体育館―――――入学式――――
星奈「最後に生徒会長からのお言葉です。」
奏音・M「あれ、私、いつの間に寝てたんだろ・・・。」
静「次で終わりかー長かったねー」
奏音「うん、そうだね。」
SE:キーン
雪「あれ、えっと、私の書いたスピーチの紙、どこってきゃぁ!」
望「雪、なにをやってるんや!」
雪「え、え、でも、私の書いたスピーチの紙が、どこかいちゃって!」
星奈「ちょっと、二人ともなにやってるの!もうマイクは入ってるわよ!」
一年生「ざわざわざわ」
在校生「がんばれー生徒会長!雪ちゃん!ファイト―!」
望「ほらとりあえず、いったいった!」
雪「え、ちょっと!」
―――舞台上―――――
雪「あの、えっと。一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
えっと、その、うう、ううう。もう、ユキチカおうちかえる!」
望「ほら、あったで、お前のスピーチの紙!(小声)」
雪「ふぇ、あ、ありがとぉ(泣きながら)」
望「いいからほら、さっさといけ!」
雪「うん!」
雪「ごほん!一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます!皆さんは今、まだ見慣れない校舎で、期待や不安、様々な思いが膨らみ複雑な心境だと思います。
毎日の授業では、多くのことを学び、知識を身につけるほか、学習することの大切さや楽しさを感じることができると思います。
部活動等では、先輩方々に技術面、礼儀面などたくさんのことを教わりながら練習を重ね、技術向上に努めていってもらいたいです。
そういった毎日の生活に積極的に挑戦していってください。いずれ経験したことは全て自分の財産となり、成長へと導いてくれるはずです。それと同時に大きな達成感を得ることができ、それが自分の自信へとつながっていきます。その自信をバネにさらなる挑戦へと自分を運び、高めることができるはずです。
そして、この自分自身の成長を繰り返していくことが未来への道となっていくのはずです!
しかし、常に良い方向とばかりへはいきません。時には自分に降り懸かる大きな苦難に直面し、どうすればいいか困ることがあると思います。そんな時には、私たち上級生や先生方に遠慮なく聞いてください。きっと力になれると思います。
新入生の皆さん、これからの音ノ木坂学園での学生を大切にし、楽しみながら過ごしてください。私達も皆さんと送る生活を楽しみにしています。
以上を持ちまして私からの歓迎の言葉とさせて頂きます。
生徒会長 綾瀬 雪」
SE:拍手
星奈「以上をもちまして、入学式を終わります!」
静「相変わらず、雪ちゃんはおもしろいね!」
美羽「こ、こら静香ちゃん!」
奏音・M「綾瀬 雪さん…もしかして、でも綾瀬 絵里さんに子供はいないし…。」
美羽「かのんちゃん!いこ^^」
奏音「あ、うん!!」
奏音・M「気のせい・・だよね。」
――――LHR終了後―――――
奏音「ふぅ、やっとおわった。」
美羽「そういや、かのんちゃんはこれからどうするの?」
奏音「私は?私はちょっと見学しに行きたい部活があって、美羽ちゃんたちはどうするの?」
美羽「私はお母さんのところにちょっと用事が。」
静「私は今日は母さんに早く帰って来いって言われてるから、このまま帰るつもりだよ^^」
奏音「そっか、じゃ、また明日だね!」
静「うん!今日はたのしかったよ!また明日ね!それじゃ!」
美羽「またね、奏音ちゃん!」
情景:教室から出ていく、二人
奏音「美羽ちゃんに静香ちゃん、さっそくいい友達できちゃったな!さぁて、私も行こうかな!」
――――Apart終了――――
アイドル部―――部室前――――
奏音「(深呼吸)、よし!失礼します!」
ドア:開ける
奏音「ってあれ、だれもいないのかな…。。」
奏音「あの、誰かーいませんかー」
SE:何かが崩れる音
若葉「いっててー」
奏音「あの、大丈夫ですか?」
若葉「お、、、、お!お!お!!!もしかして!部活見学者!」
奏音「ええ!あ、あ、はい!そうです!」
若葉「ん!!!!!!よくぞ!わがアイドル部きてくれました!!(抱き着く)」
奏音「い、いたい!いたいたいい!」
若葉「ああ、えっとごめんごめん!そうだ、君の名前は?」
奏音「早乙女奏音っていいます!」
若葉「奏音ちゃんか!えっと、私の名前は小泉若葉!今は二年生だよ^^」
奏音「!?」
若葉「ん?どうしたの?」
奏音「い、いえべつに!あ、あの、ひとつお聞きしたいことがあるんですが、いいですか?」
若葉「うん?何?」
奏音「もしかして、若葉さんのお母さんの名前って」
若葉「小泉 花陽、元μ'sのメンバー。そして、小泉花陽の娘がこの私だよ。」
奏音「え、えええええええええ!!!」